親権とは

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親権とは、未成年の子を養育監護し、その財産を管理し、子を代理して法律行為をする権利・義務のことになります。

婚姻中には共同して親権を行使しますが、離婚の際には、父母のいずれか一方のみを親権者としなければなりません。

未成年の子がいる場合には、その子の親権を決めなければ離婚届は受理されません。

親権を決める前に財産分与を確認すること

親権を決める前に必ずやっておいてほしいことがあります。

離婚する夫婦がもめる代表的なものに「財産分与」があります。

財産分与では「親権を持つ親の分与割合が増える」などの優遇はなく、離婚後に購入した家や車など現金以外の資産についても、1/2ずつ分与するのが原則です。

特に持ち家はトラブルになりやすいので注意してください。

家の所有権が夫の単独名義であっても、結婚後に築いた資産なら財産分与によって1/2ずつに分与されます。